呼吸機能検査機器
特長
- 性能・仕様・価格のバランスを追求した呼吸機能検査用フィルタ
・抵抗値:ATS、ISO26782で定められた基準をクリアする事はもちろん、従来品よりも更に低減しました。
・死腔量:当社製検査機器(CHESTAC・MostGraph)は、死腔量の補正機能を有しています。 - 国内カケンテストセンターでバクテリア捕集効率(BFE)99.9%以上、ウイルス捕集効率(VFE)99.9%以上を実現
・試験粒子:ウイルス(VFE) → 3.0μm
バクテリア(BFE)→ 3.0μm
・試験菌 :ウイルス → φX174
バクテリア→ 黄色ブドウ球菌 - マウスピースの有無に応じて選べる2タイプを同時発売
・簡易検査・集団検診用 マウスタイプ「スパイロフィルタ999M」
・精密検査用 スタンダードタイプ「スパイロフィルタ999S」 - 管理医療機器(クラスⅡ分類)「肺機能検査用フィルタ」として単独薬機法認証を取得
詳細
簡易検査・集団検診用 マウスタイプ〈スパイロフィルタ999M〉
フィルタを直接咥えるタイプで、簡易スパイロ検査や集団検診に適しています。マウスピース着脱の手間が省けますので、測定の準備が速やかにでき、また終了後の廃棄も簡便です。マウスピースのコストを削減できますので、経済性にも優れており、健診センターやクリニックでのご使用に最適です。咥える部分は、アイ・フィットマウスピースと同じ形状ですので、小児・高齢の方でも咥えやすく、息漏れしにくい形状になっています。精密検査用のDマウスピースも接続可能です。
精密検査用 スタンダードタイプ〈スパイロフィルタ999S〉
マウスピースと併用する際に使用する従来式のタイプで、シリコンマウスピースは外径に、紙製マウスピースは内径に装着します。FRCやDLCOなど指標ガスの濃度測定を伴う検査は、息漏れ防止のためにシリコンマウスピースの使用が適しています。また、フィルタ本体を直接咥えることに抵抗を感じる場合などは、紙製マウスピースの選択も可能です。
検査機器との接続に、アダプタは必要ありません。
仕様
製品仕様
バクテリア捕集効率 | 99.9%以上 |
ウィルス捕集効率 | 99.9%以上 |
抵抗値 | 0.95cmH2O/(L/s)以下(流量0~14L/s) |
死腔量 | 63mL(接続部・マウスピース部を除く) |
漏れ | 10cmH2Oの一定圧を1分間加え漏れがないこと |
材質 | 外装:ポリエチレン 濾過膜:ポリプロピレン |
マウスタイプ<スパイロフィルタ 999M>
寸法 | 約111.5 (L) × 83 (Φ) mm |
質量 | 約25g |
スタンダードタイプ<スパイロフィルタ 999S>
寸法 | 約83 (L) × 83 (Φ) mm |
質量 | 約24g |
改良などのため性能・仕様は予告なく変更することがあります。